ナンプレを解くときは、数字を見比べ、入る場所を絞り、矛盾がないか確かめます。こうした考える遊びを日常に取り入れたい方には、ナンプレも選択肢になります。ここでは「解くときに何を考えるか」と「研究から言えること」を分けて紹介します。

解くときは、位置や条件を見比べます

同じ行・列・ブロックにどの数字があるかを調べ、空きマスに入らない数字を除きます。複数の候補が残るときは、数字ごとに置ける場所を数えたり、ほかのマスとの関係を調べたりします。

覚えることが多いと感じたら、候補メモを使って構いません。すべてを頭の中に覚えておく必要はなく、書いた候補を見ながら理由を考えられます。

数字パズルと認知機能の関連を調べた研究があります

2019年の研究では、50〜93歳の19,078人について、数字パズルを解く頻度の自己申告と認知課題の成績を比較しました。頻度と、注意・推論・記憶などの課題成績との関連が報告されています。Brookerらの研究(2019年、PubMed)

ただし、これはナンプレを一定期間続けてもらい、その効果を比較した実験ではありません。もともとパズルが得意な人がよく遊んでいる可能性などもあり、「ナンプレをしたから成績が上がった」とは結論できません。数字パズル全般の調査で、このアプリの効果を調べたものでもありません。

能力の向上や認知症予防が保証されるわけではありません

研究チームの大学発表でも、パズルを解くことが後年の認知症リスクを下げるとは言えないと説明しています。ナンプレの成績が伸びることと、日常生活全般の記憶力や判断力が向上することも、同じではありません。エクセター大学による研究の紹介

面白いと思える難しさで遊んでみてください

まずは候補を絞れるマスを探し、わからないところはヒントや解説を使ってみてください。解けるようになったら、別の手筋にも取り組めます。健康上の効果を目標に回数を決めるより、考える過程を楽しめるかどうかを、体験版で確かめてみてください。

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